2013年7月24日水曜日

Daimlerにとってのdiversityとは:多くの国籍、興味、才能が交ざりあうこと、得意分野が皆違うこと、一人一人が自分の強みを活かして戦うこと、それぞれが個性をもつこと。そして「Diversityが未来をつくる」


このところダイバシティのテーマが続いて恐縮です。しかし、ダイバシティという手法を使わなければイノベーションは起きない、ダイバシティでない企業は生き残れないことを日々感じます。

慶應SFCの学生の一人がUSAのポートランド(ナイキやW+Kがある)に行っていて「ポートランドはダイバシティです」とSNSでつぶやいていたのが印象的だった。 

ダイバシティは市場での競争優位性の確立につながる。多様化する市場に適応できる企業を目指すなら、多様な人材の力を効果的に引き出すマネジメントが必須だ。

ドメスティックな年功序列と給与体系が若い人たちのやる気をなくさせている。なぜならダイバシティでない企業はコンフリクトが起きないし、ハングリーさを持てない。そしてそれらがモチベーションの喪失につながる。

 
以下、このビデオの簡易な翻訳

(女性A) 言語は大きなバリアーになってしまう。しかしここにいる人はドイツ語以外にもポーランド語、イタリア語、英語、などとたくさんの言語を話し、それを聞いていると案外理解できてしまう。 

(男性A) 同僚は皆フリーな考え方をもっている。DaimlerはDiversity Managementの導入によって労働者からのフィードバックを得られる。世界中の人が意見を言い合うことで、はじめて世界に発信するデザインが作り出せる。 

(女性B) Daimlerでは男性だけでなく女性でもプロフェッショナルなトレーニングをうけることができる。 

(男性B) 海外で生まれたり育ったりすると少し違う感性をもったりする。それらも一人一人認められる。 

(女性C) 事故を経験したが、以前と変わらない待遇を受けられる。ハンディーキャップを感じない。 

(男性D) 刺激は産業から生まれるもの。Daimlerグループのようにワールドワイドで働く企業は、生産を続ける義務がある。 

(女性D) Diversity Managerはロールモデルでなければいけない。 

(男性E) Daimlerの社内、Daimlerの関わる社会。両方に多文化が混同しているため、DaimlerがDiversityの責任をとるのは当然のこと。私は社内で"GL@D "というゲイ/レズビアンのスタッフのリソースグループに所属している。そこでゲイ/レズビアン/バイセクシュアル/トランスジェンダーに対する偏見をなくすよう務めている。 

(女性E) わたしにとって毎日が違うことは毎日が新しいチャレンジである。

今日7/24慶應MCC定例講演会『夕学五十講』丸ビル7F 丸ビルホール 「ダイバーシティー・デザインの可能性」では、このような話をするつもりだ。
https://www.sekigaku.net/




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