2015年12月9日水曜日

スティーブ・ジョブズに最も影響を与えた日本人の僧侶がいたことをジョブズの本で読んでいた。その僧侶乙川弘文氏はジョブズに何を語ったのか?


















スティーブ・ジョブズに最も影響を与えた日本人の僧侶がいたことをジョブズの本で読んでいた。その僧侶の名前は乙川弘文氏、ジョブズの結婚式の司祭も執り行っている。しかし乙川さんがジョブズにどういう影響を与えてかと言うことは書かれていなかった。















好奇心にかられてジョブズが生涯「心の師」と仰いだ、日本の僧侶について調べてみた。スティーブ・ジョブズと禅僧の交流を描く、コミック『The Zen of Steve Jobs』も出版されている。














1985年、ジョブズは社内抗争でアップル社を追放された時は、特に大きな精神的支柱になっていた。老師・乙川弘文(1938年 - 2002年)ジョブズはアップル社の次に立ち上げたNeXT社の精神的アドバイザーとして、弘文老師(1938年 - 2002年)を迎え入れている。

















その後、若い頃に「禅」を学んだ弘文老師の生家を訪れるため来日もしている。新潟県加茂市神明町2丁目19−4 定光寺。

















一枚のガラスの上で操作できるiPhoneなども、アップル製品には「集中とシンプルさ」という「禅」の教えが見えるという人もいる。新社屋通称ドーナツ「apple infinite loop」も三次元の円形は「禅」における”悟りの形”であり、新オフィスのデザインにも影響を与えたという見方もできる。













「WHOLE EARTH CATALOG」(1968-71)という本の最終号の裏表紙に書かれた言葉が、この本を作ったのはスチュアート・ブランドの「Stay hungry, stay foolish」だった。

















その言葉にも影響を受けたジョブズがスタンフォード大学での卒業式で語った言葉「ハングリーであれ、馬鹿であれ」は『学道の人は最も貧なるべし。』という言葉の英語訳とも考えられる。鎌倉時代に「禅」を伝えた道元禅師の書物に出てくる。

弘文老師は、請われるとどこへでも出掛けていき、「禅」の指導をした。「あらゆるものにとらわれない人」だったという。その老師も2002年スイスで、5歳の娘を助けようとして弘文老師は溺死した。残念ながらお会いして話しを聞くことはもう出来ない。
http://matome.naver.jp/odai/2140350059187929701




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