2017年12月29日金曜日

人が動くと、その方向に力が加えられる。その結果、流れが発生する。速い流れが発生すると、そのまわりの流速との差によって回転現象が起こり、渦が生まれる。














ますます洗練されてきたチームラボ作品。NGV Triennial Dec 15, 2017 - Apr 15, 2018 National Gallery of Victoria メルボルン, オーストラリアで開催。流体は、無数の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算している。そして、粒子の軌跡によって、空間上に線を描く。その線の集合をチームラボが考える「超主観空間」によって平面化して作品を描いている。

人の動きが速いほど、強い力がその方向に加えられる。人が止まっていたり、人がいなくなれば、流れは起こらなくなり、空間には何も存在しなくなる。













作品は、人々の動きの影響を受けて生まれ、変容し続ける。













海では、島など複雑な地形が流速差を生み、渦が発生する。渦によって、海底に沈んだ生物の死骸などが巻き上げられ、栄養価の高い海水となる。それを栄養源としてプランクトンが育ち、それを餌とした魚介類が育つ。渦によって海は豊かになっている。(チームラボのWEBサイトから)













https://www.teamlab.art/jp/w/vortices/


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